2018年9月某日、『翔んで埼玉』全編を関係者向け試写会で見させて頂いた。

以前Twitterでアップしたこの写真は、その帰りに撮ったものだ。

俺はmakiさんと観に行っていて、帰りにさいたまんんぞうさんを見かけたので「お久しぶりです!」と声をかけ、記念写真を撮った。

自分を撮るのを忘れた。。

さいたまんぞうさんとお会いするのは、「そうだ埼玉完成披露試写会」ぶりになるでしょうか。

試写会でばかり会ってますね。

コアなウォッチャーは、なぜ私が『翔んで埼玉』関係者試写会に呼ばれているか知っているだろうけど、私はこの映画に制作協力として参加している。

このあたりの経緯は追ってまたここで報告するとして、この映画の感想を、当然、ネタバレなしで書こうと思う。

関係者向け披露試写会の様子

関係者向け試写会は、都内の、わりとちゃんとした、いわゆる映画館のような会場で観た。

とはいえ、通常の映画館よりは小さめの会場で、100人~150人くらいのキャパだろうか。席は満席。

来場者はいかにも業界人といった人、モデル、タレントさん、そのマネージャー、事務所関係者、映像関係者など、パっと見で職業がわかるような人はいない。自分も人のこと言えないけど。

まさに、関係者向け試写会といった感じ。

会場はまるで『カメラを止めるな!』

映画が始まって終わるまで、とにかく会場全体から笑いが耐えない映画だった。

これは昨今だと『カメラを止めるな!』以来。

私もずっと爆笑してました。

観ていて気付いたのは、特に一部の場所(座席)から頻繁に笑いが発生していたということ。

予想通り、その付近は埼玉県民(のスタッフ?関係者?)だった模様。

私はこう思った。

これが埼玉県の映画館で上映されたら、どうなってしまうんだろうと。

おそらく会場の笑いはこんなものではないだろう。

もっと大きな会場で、埼玉県民みんなと一緒にこれを観たら。想像するだけでワクワクする。

まさに、

ワクワクが止まらない

というやつ。

いや、

情熱が止まらないよね?

埼玉県民が劇場で観るための映画

この映画は1人家でDVDで観ては絶対にダメ。

それじゃあまりにもったいない。

その機会損失えげつない。

経済学者に算出してほしい。いくらくらいの損失か。

いくつかの取材でも答えたけど、このタイミングで埼玉県民でいれたというのは、こんなラッキーなことはない

だって、この映画を埼玉の劇場で埼玉県民のみんなと観れるんだよ。

それを味わえるのは、我々埼玉県民の特権であり、これを行使しない手はない。

この映画は、埼玉県民が埼玉の劇場で見るべき映画だ。

映画の評価

自分が関わっているから、この映画を高評価しているんじゃない。

私は映画レビューサイトも運営している。

鷺谷政明の神映画レビュー

その立場からも言わせてもらう。この映画、

めちゃくちゃおもしろいです。

ものすごく良く出来ているし、そのスケール感たるやすごい。

「ヒットした漫画をとりあえずノリで実写化しちゃいましたー」なんてレベルでは到底ない。

あなたが埼玉県民なら、これを劇場で見ないでどーすんのと思う。

観なければ後世にまで言われるだろう。

「埼玉県民なのに、あれを劇場で観てないの」と。

『翔んで埼玉』祭りの始まり

本にも書いたけど、

埼玉県民は昔からアンテナが高いし、お祭りごとが好きだから、きっとみんな観に行くと思う。

「乗るしかない!このビッグウエーブに!」感は強いから。

『翔んで埼玉』映画公開は、もはやお祭りだ。

埼玉県の社会現象だ。

2019年は『翔んで埼玉』旋風が巻き起こる。

キャストと出身地

すごいのはキャスティングのセンス。

ほとんど制作側の理想通りのかたが集まったんじゃないかと思う。

ここで妙に埼玉感出そうとされたら嫌だ。「埼玉県出身者で固めよう!」とか。そういう歩み寄りは気持ち悪い

あくまで作品優位で考えてほしいし、そういった意味で主演の二人はベストキャスティング。

沖縄出身というところもいい。まさに埼玉からぶっ翔んでる

実際観た感想としても、この二人以外は考えられないと思った。

公式からアナウンスされてる情報のみを引用しつつ、出演者を出身地とともに、改めて。

壇ノ浦百美 / 二階堂ふみ(沖縄)

この人は今もっとも乗ってる女優さんだから、なにをやらせても本当にうまい。

『この世界の片隅に』もすごく良かったです。

麻実麗 / GACKT(沖縄)

この配役にGACKTさんを持ってきた時点で、この映画の成功は決定的なものになったと思う。

映画もドラマも毎日観てるから、それなりに俳優さんには詳しいつもりだけど、この役はGACKTさん以外考えられない。

完全に麻美麗だった。いや、GACKTさんが麻美麗をより麻美麗にしたという感じ。めっちゃ良かった。

阿久津翔 / 伊勢谷友介(東京)

ここもまた豪華な。

予告編では伊勢谷さんとGACKTさんの濃厚なキスシーンが。

そもそも原作はボーイズラブですからね。

埼玉デューク / 京本政樹(大阪)

これまた見事な配役。

もう美しすぎて、とても埼玉の人に見えない。

壇ノ浦建造 / 中尾彬(千葉)

東京都知事役なんだけど、ドン感がすごい。

本当にキャスティング豪華だなあと感じる。

壇ノ浦恵子 / 武田久美子(静岡)

ぬかりない配役。

この都会的な感じたるや。

西園寺宗十郎 / 麿赤兒(石川)

麻美麗(GACKT)の父親役。

この間もツイートしたけど、埼玉ポーズの極みを披露していましたね。

大森南朋さんのお父様。

神奈川県知事 / 竹中直人(神奈川)

神奈川県知事役ですけど、竹中直人さんって神奈川県のご出身だったんですね。

おかよ / 益若つばさ(埼玉)

麻美麗のお手伝いさん。

来ましたリアル埼玉県民。越谷市。阿波おどり。

埼玉県人の青年 / 間宮祥太朗(神奈川)

東京都に不正に入り込んだ埼玉県人役。

『お前はまだグンマを知らない』の主演もやられています。

下川信男 / 加藤諒(静岡)

埼玉県出身者で構成され、常に学園中からひどい扱いを受けている「Z組」の生徒。

作中の埼玉県人感を、見事に演じていました。

菅原好海 / ブラザートム(埼玉)

役柄も埼玉県熊谷市在住ですが、ご自身も熊谷市の親善大使をやられています。

玉井小学校、玉井中学校、熊谷工業高等学校卒。

菅原真紀 / 麻生久美子(千葉)

千葉県出身役ですが、ここもリアル千葉県民。

本当に抑えるところはちゃんと抑えてますよね。

菅原愛海 / 島崎遥香(埼玉)

こちらも役と同じで、リアル埼玉県民。

以前こんなツイートしたら

いろんなところでネットニュースになってましたね。

【エンタがビタミン♪】島崎遥香『翔んで埼玉』映画化でハイテンション「さあ!盛り上げようではないか!」

埼玉出身の島崎遥香「もうダサいたまと言わせない。でも何が残るのか」 映画『翔んで埼玉』で同県出身に不満を持つ娘役で出演

ツイートした内容はもちろん本心。

五十嵐春翔 / 成田凌(埼玉)

愛海の婚約者で、埼玉出身という役ですが、こちらもリアル埼玉県民という。

とにかく全てが素晴らしいキャスティングだと思いました。

『翔んで埼玉』へのクレーム

アンチに対する考え方は、地域の壁にも通じる話になるけど、郷土愛地域信仰心が強い人たちからは、ずっと抗議はされ続けるでしょう。

これは『翔んで埼玉』に限った話ではなく、『そうだ埼玉』も、埼玉ポーズも、なぜディス(著書)もそうだから。

未だに私のところにもクレームは来るわけで、こんな少所帯でやってても来るんだから、これだけ規模の大きいものであれば、それに比例してクレームも多いでしょう。

地域(埼玉)を扱うなら、こう褒めろ、こう良いところを書け、こういう歴史を紹介しろ、これも紹介しろ、あれも取り上げろ、ふざけるな、真面目にやれ…

で、

それ誰が見るのよ。

そんなに気に入らないなら、あんたが金出して作ればいい。『翔んで埼玉』も『そうだ埼玉』も塗りつぶすようなものを。

手も出さない、顔も出さない、金も出さない。口は出す。

や、『そうだ埼玉』は簡単に潰せるからやっぱ止めて。弱小チームなんで。

こんな祭りは二度とない

これも本(なぜディス)に書いたことだけど、比較的高齢者のかたには受けないとは思う。理由も書いたとおり、「ダサイタマ」の捉え方が違うから。

もちろん、世代で一括りにはできないし、若い人でも反発する人はいるし、高齢者でもおもしろがる人もいる。

でも冷静に考えてみてほしい。

この先、10年、20年、タイトルに埼玉と入り、埼玉が舞台の映画が、これだけの大規模で映画化されることが、あと何度あるだろうか

もう生涯ないんじゃないかと思う。これまでもなかったと思う。

2019年、2月22日に埼玉県民でいれるなんて、とんでもなくラッキーだ。この祭りを中心地で体感できるんだから。

今これを見ているあなたと、その幸運を分かち合いたいと思う。

観に行く相手がいないなら、私が付き合おう。

映画は1人で観たいけど、そのあと誰かと感想を話したいと思うなら、私が付き合おう。

だってこれ、観たあと絶対誰かと話したくなるから。

だから今、誰とも話せなくて苦しくて苦しくてしょうがないんだよ。

もう何ヶ月我慢してきたと思ってるんだ。

早く誰かと話したくてしょうがない。

いよいよ一ヶ月後だ。

徹底してくだらない、徹底してしょうもない、まさに圧倒的茶番劇

大人が本気でふざけた極み。

埼玉県民がこれを埼玉の劇場で観なくてどーすんの。

この映画を腹抱えて観るような埼玉県民と、俺は酒でも飲みたいです。

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