私は埼玉県がダサいとは思っていませんが、一つだけ、ダサいと思っていることがあります。

本当に、ダサイタマだと思うことが。

大衆意識

それは、当事者意識が極端に低いということ。

大衆意識、外野意識、野次馬意識とでも言うのか、どの言葉が相応しいかわかりませんが、つまりは、自分1人で決めれない

誘う側より、誘われる側。受け身の人は本当に多いです。埼玉県民は。来たものだけを判断する。

そのときも、右を見て、左を見て判断する。

みんながやっているならやろう、みんながやらないならやらない。

そこに自己が介在しない。逆ホリエモン。

平成最後に渋谷で騒ぐ奴だいたい埼玉県民説

その際たる例が、私が常々言っている「渋谷スクランブル交差点でハイタッチしてるやつだいたい埼玉県民説」です。

もう一つが、「渋谷ハロウィンでコスプレしてるやつだいたい埼玉県民説」

後者においては、著書の中で実証した模様も書いています。

おそらく平成最後の日、2019年4月30日に渋谷で騒ぐやつが現れるとすれば、そいつは埼玉県民のはずです。

何が言いたいかと言うと、そこに行けばみんながいると思うところには、止められても行くんです。

自分が行きたい云々よりも、みんながいるから行く。

とにかくたくさんの人がいるところが安心する。みんなと同じが一番安心する。行列とか大好き。

本当に目立ちたいなら、ハロウィンの時期に大宮で仮装したほうが絶対目立つでしょ。でもそれはしない。

何かの一部になりたいんであって、「何か」にはなりたくない。

そうだ埼玉も翔んで埼玉も

『そうだ埼玉』の出演交渉で一番苦労したのは、何箇所にも電話をかけて断られることより、「保留」です。

検討します、というもの。

なんとなくやりたい気もするけど、とりあえず様子を見て、みんながやるならやる、という。保留。

結局、東武動物公園と、とんでんの出演OKからの、埼玉新聞記事掲載から流れが変わりましたが、そこに至るまでは、多くの企業が「保留」でした。

私は『翔んで埼玉』にも特別協力として関わっていますが、そのときも同じように感じました。

埼玉ディスり映画だし、これ参加していいのかな、他はどうなのかな、と。

で、公開直前で盛り上がってくると、コラボ数すごかったですよね。

だったら最初からやれと思う。

最初から一発で出演OKしたのは、山田うどんくらいではないか。山田うどんさんなんて、私の電話でOKしましたからね。

だから本編では、山田うどんは象徴的なところにちょくちょく出てくるんです。

撮影開始が2018年の3月なので、そのタイミングで参画するかどうか判断できないと、本編には入りようがないから。

後乗りするにも、あとはタイアップキャンペーンくらいになる。

埼玉県民に自主性がない理由

埼玉県はこれまで一人も総理大臣を輩出しておらず、社長輩出率も全国最下位です。

埼玉県は昔から遠り道で、東京(江戸)と他県を繋ぐ縦の道路で広がってきた文化なのですが、あ、なんか道路作るんすか?じゃあそこで商売していいすかということで、宿場町が栄えていった歴史があります。だから、埼玉県を宿場町文化という人もいますね。

昔から、人が多く集まるところにうまく乗っかってきた経緯もあってか、どうしても、自ら事業を起こそうとする渋沢栄一のような人が少ない。

そういった意味では、渋沢栄一が新紙幣になるというのは、埼玉県の未来を示唆するような出来事だと私は思いました。

そろそろ埼玉も、自分たちでなんとかせんかいという、渋沢栄一さんからのメッセージ。

赤信号みんなで渡れば怖くない

ディスられても平気なのも、埼玉県全体がディスられているから平気というように見ることもできるんです。

どこかで、埼玉県という大きなものと共にあることで安心してしまっている。フォースじゃないんだから。

個人で恥をかくのは嫌だ。そりゃ誰でも嫌だとは思いますが、これからは会社名や出身校の名前より、個人の力がものをいう時代です。

そろそろ自分単体がディスられても平気にならないといけない。

何かの一部ではなく、自分自身が何かにならないと、価値を見出されない時代になる。

何かの一部なら、AIで代用がきくから。

埼玉だもの

どうせ失敗してバカにされるからと、やる前から諦めてなにもしない人のほうが、私はダサいと思います。

やって失敗して笑われている人のほうが、私はかっこいいと思う。

これだけディスられてきたんだから、失敗覚悟で挑んでいく素地はあるはずなんです。

だいたい埼玉県民のくせに、何を高飛車ぶってるの。

失敗したっていいじゃない。埼玉だもの。

もしあなたが埼玉県民で、なにかにトライして失敗してみんなに笑われたら、その笑い声が掻き消すくらい、大声で私が笑ってあげます。

私に励まされても嬉しくもないでしょうから、ネタにして笑いに変えるくらいのことはできます。

なので盛大にやって大いに失敗して、私に報告してください。

逆に成功しちゃったら、私を高給で使ってください。

(次号に続く)

※より深い考察は著書に全てまとめています。

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