
埼玉県の愛着度ランキングっていつも低いですよね。
私の肌感覚的に、埼玉県で地元意識が高い人は10%くらいのような気がします。
残りの90%の人は埼玉県に関心がない。
あくまで私の肌感覚ですよ。
ただこれをベースに、ちょっと話を進めさせてください。
埼玉県に関心がある人は誰?
730万人の10%は73万人。
この73万人の内訳は大きくわけるとこの3つ。
- 埼玉県に長く住んできた高齢者
- 自治体職員
- 地元企業・商工会・町おこし団体・他
埼玉県を動かせる人の共通点
この773万人の3%(約22万人)くらいが、埼玉県を動かす力を持っています。つまり権力者。またはそこに限りなく近いところにいる。
全部がそうだとは言いませんが、この3%の人たちが問題なんです。
大学にしろ、ボクシング協会にしろ、この体質がどこにでもあること、わかりますよね。
地域にこそ、こういう権力が蔓延っています。
この人たち(約22万人)は、その他90%(657万人)の人たちの感覚と、大きく乖離しています。
この22万人の共通点をわかりやすくいうなら、
- YouTubeは使えるが、ニコ動のアカウントは持っていない
- Facebookアカウントは持っているが、Twitterアカウントは持っていない
- プラスよりもマイナスにならない方法を選ぶ思考回路
といったところ。
悪しき体制を改善しようとするもの
この73万人の、7割(約51万人)の人たちは、657万人の一般県民にとても近い意識を持っているんですが、いつもこの権力者(22万人)から否決されています。なにをやろうとしても。
否決のパターンはこんなところ。
- 「それのなにがおもしろいの?」
- 「問題が起きたら責任取れんの?」
- 「費用対効果は?」
これで、ほとんどの人が潰され、忖度します。
ここで潰されず、忖度もせず、突き進めるのは全体の1%のみ。7万3000人。
埼玉県に一番必要な人材
埼玉県を100人の村だと仮定し要約すると
- 一般県民 90人…地元意識低い一般埼玉県民
- 権力者 3人…地元意識が高く、埼玉県を動かせる権力者
- 現場 6人…地元意識が高く、埼玉県を動かせる権力者の近くにいるが潰されてしまう人
- ヒーロー 1人…地元意識が高く、埼玉県を動かせる権力者の近くにいるが潰されず突破できる人
地域の壁とは、この4つの間にある、それぞれの壁です。
ヒーロー目線で考えてみてください。
権力者に楯突き、一般県民のために突き進み、同胞である現場からも「痛い奴だ」と疎まれる。
めっちゃ辛いでしょ。
でもいつの世も、市民県民住民のことを第一に考え、戦ってきたのは、このヒーローなんです。
なのでこのヒーローは、常に孤立した存在です。うまくいっても評価もされません。
この記事で一番言いたいのは、このサイトは、この
孤立しているヒーローたちに向けたもの
だと思ってもいい。
73,000人の孤独の埼玉県民へ
地域の壁を突破しようとする1%のヒーローたち。
この県で孤独の戦いを繰り広げている73,000人のヒーローのみなさん。
あなたは、1人でリスクを全部背負い、うまくいっても給料にもお金にも繋がらず、さほど評価もされない。
会社から評価されないどころか市民からも評価されません。
されるのは幹部だけ。
失敗したときのリスクだけは大きく、地域のために、市民の、地元民のためだけに愚直に戦う出世できないタイプ。
本当に地域のことを考えている人が、なぜこんな目に遭わないといけないのか。
地域の壁は、正直者がバカを見るの典型を地で行く問題です。
埼玉県内に点在する孤高のヒーローたちは、全体の1%、73,000人。
この73,000人をここに集めないといけない。
地域の壁壊さずして地方創生なし
これは昨今話題のスポーツ業界でも、どんな業界でもある壁です。
必ずそこで、この地元意識のあるなし等で、地域の壁にぶち当たり、途方にくれている孤高のヒーローが各地にいます。
地方創生だの、地域活性だの言われていますが、この地域の壁をなんとかしないと話は先に進みません。
さらに言えば、埼玉県はまだこの壁は薄いと感じています。
地方にいけばいくほど、この壁は分厚くなる。
埼玉県はまだ十分可能性があります。
まずはこの73,000人をここに結集させれるよう、私も頑張ります。