
著書「なぜ埼玉県民だけがディスられても平気なのか?」において、埼玉県民の実態にとことん迫り、その県民性を一冊の本にまとめた。
次は、県民性ではなく、埼玉県の遊び方について定義づけてみようと思う。
埼玉県の県民性とは
「寛容」「ドM」「いじられ好き」と、毎回ぼんやりと語られる埼玉県の県民性。
実際は、埼玉県民が特別寛容なわけでもないし、ドMのいじられ好きのわけでもない。
悪口言われれば誰だって怒るし、だいたい、県民性がドMってなんだ。
しかし、メディアがそのように埼玉県民をイメージ付けたがる気持ちはわかる。
愛着度ランキングは最下位常連だし、根本的に郷土愛もないんだろう、だからどういじられたって構わないんだろう、と結論づけてしまえば簡単だ。
もちろん、埼玉県民のあなたにはおわかりのように、それは違う。
生まれ育った土地になんの思い入れもない人間なんて、いるわけがない。
ではなぜ、『翔んで埼玉』のような埼玉ディスり映画がここまでヒットしたのか。
埼玉県民とはいったいなんなのか。
なぜ、ディスられても平気なのか。
各地域の様々な世代への取材を重ね、「なぜ埼玉県民だけがディスられても平気なのか?」において、その実態に迫り埼玉県の県民性をまとめた。
なおこの本には賛否が溢れているが、今後もさらに賛否を出して欲しいと思っている。
その実態がさらに洗練されていくからだ。
埼玉県の観光を定義する
さて、次は県民性ではなく、遊び方について定義づけてみようと思う。
つまり、埼玉県の観光について。
埼玉県の良さは、六本木にも湘南にもディズニーランドにも容易に行けるところにあるが、これを全て、埼玉県内だけで考えてみようという試みである。
いっそのこと、
「もしも日本に埼玉県しかなかったら」
と仮定してみようじゃないか。
そうなると、夏に海に行くこともできないし、スキーは狭山スキー場(屋内)しかなく、ディズニーランドもなければ、空港もないから、海外旅行もできない。
埼玉県しかないんだからしかたない。
そう考えたとき、埼玉県のどこをどのように観光するのがいいか。
1月から12月まで、1ヶ月に1つのペースで、全12パターン考えてみた。
「なぜ埼玉県民だけがディスられても平気なのか?」で全63市町村レビューをやってきているので、googleが知らない現地の情報や、そのことを話すときの地元の人たちの表情や声のトーンまで、私の中にはそのデータが残っている。
自分の実体験も踏まえながら、各月季節に応じて、12パターン、泊まる宿から、立ち寄る店、そのルートまで勝手に決めてしまう。
昼から昼まで一泊二日の埼玉旅行
旅行は、昼集合、翌日の昼解散で想定。
なので、「観光」「旅行」といったニュアンスより、ショッピングやデートも兼ねた小旅行程度のもの。
異論、反論は大いに認める。
たくさんの異論、反論を投稿してほしい。
そうすることで、より良いプランを県民と共にブラッシュアップさせながら、構築したい。