
先日、桶川の夏祭りに参加してきたんですが。
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— sagitani@埼玉ポーズ (@sagitani_m) 2018年7月16日
どうしてもあるものが欲しくなりました。
それが欲しいと思う人は他にもいると思うので、それを提供できないか、というお話です。
目次
夏祭りに欲しい2つもの
団扇
夏祭りって基本的に歩きですよね。
で、夏だから当然暑い。
そこで欲しいのが、団扇。
むちゃくちゃ欲しくなった。
持っているのはほんの数人。全体の15%くらい。
その団扇もそれぞれバラバラだったから、みんな持参してきたものなんだと思われます。
でも団扇くらい、どっかで配布してくれても良さそうなもの。
あれほど団扇が欲しいと強く思った瞬間は、数年ぶりでした。
ウエットティッシュ
これも異常に欲しくなった。
団扇しかり、毎年参加してる人はこれも持参してくるでしょうが、
「あっ、お祭り今日なんだ?ちょっと寄ってみよう」
と、駆け込み的に参加した人も結構いますよね。私もそうでしたが。
すると、歩いていると汗は出てくるわ、なにか食べれば手はベタベタしてくるわ、焼きそば、じゃがバター、りんご飴と、とにかく口周りがベタベタになるものが多いから、とにかくウエットティッシュが欲しくなる。もう喉から手が出るほど。
コンビニに走れば秒殺で解決する問題ですが、祭りのあの人混みに入ってしまったら、そこからコンビニに戻るのは、面倒くさいこと山のごとし。
通常100円程度で買える代物ですが、この場で買えるなら、200円くらいでも買っちゃうんじゃないかという。
団扇とウエットティッシュを提供できないか
そこで思った。
団扇とウエットティッシュを提供できないだろうか。
このとき考えないといけないのは、ただのボランティアになってはいけないということ。
町おこしや地域活性においていけないのは、金儲け主義をすぐに色眼鏡で見る体質です。
お金動かずして、活性なし。
ビジネス的な観点は絶対に必要です。
そこで、これを広告出稿と考える。
例えば団扇とウエットティッシュに、「そうだ埼玉.com」とデザインしたものを提供すれば、宣伝になるからいい。
広告出稿費は無料で、モノだけ納品してもらうのでもいいし、出稿料を別途取ってもいい。
ただし別途出稿料を取る場合は、次項で問題になる、配布先において、来場者にきちんと配布しないといけないという手間が発生するので、ここは無料でもいいかもしれない。
どこに設置する?
祭りに、団扇とウエットティッシュが欲しい。
それを、広告を兼ねて提供(出稿)したい。
欲しい人と、送りたい人がいる。
ではそれをどこで繋ぐ(配布する)か。
基本的に、こういうのは運営側に一任してしまったほうが一番いい。
「広告として出すんだから、きっちり配布しろよ、適当に配るなよ」、なんて考えを出したらダメ。(無料なら)
こちらが一方的にお願いするんだから、その方たちのご好意に託すしかない。
とは言え、せっかくだからここも一緒に考えてみましょう。
どういった配布方法がいいか。
1. 誰か人を立てて配布してもらう
やはり人に手渡しで配布してもらうのが一番確実。
でも人件費がかかる。
運営委員の人に頼む。
それもまた余計な仕事を増やしてしまう。
または広告出稿料もとって、誰か雇うか。
2. 出店に置いてもらう
各出店に設置してもらうのはどうだろう。
使いかたは自由。
「買ってくれたらあげるよ」、でもいいし、「ご自由にお取りください」、で置いてもらってもいい。
でも見た感じ置けるスペースなさそうだし、引っくり返してぐちゃぐちゃになりそう。
団扇は、屋台骨にくくりつけておく感じが、一番省スペースでいいかも。
ウエットティッシュは無理そうだな。。
3. 途中の待機所に置いてもらう
地域にもよるだろうけど、祭りにはたいてい、商工会の待機所や、神輿を祀るところとか、出店ではない休憩場所的なポイントがいくつか点在している。
そこに置いてもらうという方法もある。
ただ、こういうところはたいてい地元のおっさんらが赤い顔して牛耳って宴してるから、ここに若い子らがわざわざ取りに行くとは思えない…
途中途中の電柱や、柱的なところにくくり付けて勝手に持っていってもらうという方法もあるけど、ウエットティッシュなんかは、1人がごっそり持っていって終わる気がするので、やはり人がいるところに置いてもらうに越したことはない。
ただ、よほどセコいやつじゃない限り、ごっそり持っていって、勝手に友人らに配ってくれそうな気もするので、ありかもしれない。配布人件費が浮く。
こういう祭りのときって人は能動的になってるから「なあ、みんな!うちわあったぜ!」「こっちはウエットティッシュもあったぜ!」と意外と効率いいかもしれない。
団扇を作る料金
では団扇の製造料金を調べてみよう。
「うちわ本舗」によると、1,000本で26,600円とある。
1本26円。まあこんなところか。
ウエットティッシュを作る料金
「販促花子」によれば、1,000個で45,000円。
1個45円。団扇より少し高い。
団扇、ウエット各1,000の料金
合計で、71,600円。
うん、なかなかの料金になるな。
でも、無作為に街頭でティッシュ配りやるよりは、絶対効果的だと思う。
ターゲットとしても、祭りに来る=地元意識がある人たちだし、そうだ埼玉.comとの親和性もある。
夏祭りって何人くるの?
そもそも夏祭りって何人くらいの人が行き交うのだろうか。
試しに、桶川夏祭り(正式名称は桶川祇園祭り)の来場者数を調べてみると、2日間で10万人だという。
肌感覚的には半分の5万人くらいじゃないかなあと思うけど、THE PAGE(今年の東北6県の夏祭り、来場者数が最も多かった祭りは?)の全国夏祭り来場者数ランキングによると
相馬野馬追で20万人だから、桶川で10万人ってのは一番ピークのときの数字なんじゃねーかという気もする。
…というか、5万人だろうと、10万人だろうと、
2,000部じゃ全然足りないですね。
しかも、2,000部を全40市に配布すると、2,000部(約7万)×40市=280万。
280万円。
まあ、やるとしても、出身の上尾市だけにしといてやろう…
設置を依頼したらどうなるか
では実際に、「こういうものを贈りたいんですけど」、と申し出たらどうなるのだろうか。
仮に、2,000部でも、「提供してくれるならいいですよ」、というところはあるのだろうか。
例えば桶川祇園祭りの問い合わせ先は「一般社団法人 桶川市観光協会」と、電話番号とともに記載されている。
ここに電話して依頼するとどうなるか。
断られるとしたら、おそらくこのあたりだろう。
- 「過去に事例がないことなので…」
- 「上層部に確認致しませんと…」
- 「商工会の了承を得ませんと…」
- 「配布方法や設置に関して準備が必要になりそうですので…」
- 「広告物になってしまいますと…」
- 「肌に触れるものの配布に関しましては…」
過去に事例がないから無理、は、埼玉県内でなにかやろうとしたとき、もっともよくあるケース。
私自身が何度もそれを体験してきた。これを言われたらもうどうしようもない。
他への確認、これは待つ他ないが、上へ確認します、は、まず難しいと考える。
準備が必要になって、手間になるから…これも致し方ない。
広告物、ここもケースバイケースだろう。地元の大手企業であれば受け入れるような気はする。
肌に触れるもの、日焼け止めや化粧水などは薬事法などの関係で厳しいだろう。
ただウエットティッシュの配布が問題なるケースはあまり聞いたことがないけど、ここも過去事例や先方の考え方に拠る。
ご意見お待ちしてます
地元企業や、町おこし団体、そして自治体など、ぜひ夏祭りのPRコンテンツとして実践してみてはどうでしょう。
少数ロットでも良ければ、そうだ埼玉.comが提供します。
なんてことを、久しぶりに夏祭りに参加して思いました。
あなたのご意見も、ぜひコメント欄から投稿してくださいね。