
埼玉県に関する本を3冊出します。
予定はありません。
見込みもありません。
これから動きます。
このカテゴリーでは、私が本を出すに至るまでを綴っていきます。
至らなければ、至るまで永遠に続きます。。
目次
三冊の内訳
三冊の内訳は
- 「なぜ埼玉県民だけがディスられても平気なのか」
- 「地域の壁」
- 「埼玉奇考論」
この通り。
順に説明します。
ちなみに、タイトルも私が勝手に考えただけ。
1.「なぜ埼玉県民だけがディスられても平気なのか」
埼玉県民が書いていない埼玉本
「そうだ埼玉」を作ったとき、埼玉県内のいろんな地域や企業を回ってきました。
他にも、自治体や県庁の人たち、そして、取材に来るメディアの方々ともたくさん会いましたが、みんな、埼玉県に関する捉え方が、微妙に違うんですね。
それは見事に交錯しながら、わずかにみんなずれている。
とくに、メディア関係の方々は、取材時も片手に埼玉関連本を持って
「自分もこれ読んだんですけど、やっぱり埼玉って…」
「ここにも書いてありますけど、埼玉県って…」
と、事前に下調べしてくるところは、さすがプロフェッショナルと思いますが、私がいつも思っていたのは
それ書いてんの、埼玉県民じゃねーから
と。
テレビの埼玉特集なんか見てても感じませんか。
ちょっと違うんだよなあ、と。
他県民が書いた埼玉本を読んで、それをベースに埼玉を捉えてほしくない。
埼玉関連本って山程ありますが、著者はほとんど他県民なんです。
埼玉県民が書いたものなら「あいつ分かってねーな」とツッコミも入れやすいんですが、他県民が書いたものだと、突っ込む気もなくなる。
むしろ、(埼玉を)取り上げていただいてありがとうございますになってしまう。
誰も自己主張しない
自己主張することに臆病だからか、埼玉県の人は誰も書かない。
「俺が埼玉語ってやるぜ」という人が出てきてくれれば、私が「あいつわかってねーな」としたり顔で言うんですが、誰も書かない。
埼玉県民が書いたものなら県民もツッコミやすいだろうし、その意見が出れば出るほど収束されて、本当に定義されていくと思う。
そしたら、もう自分が言われる側になるしかない。
またいろんなところから怒られるのは目に見えていますが、もう慣れたからいい。
あと、話はそれますが、一つ言っておきたいのは、「そうだ埼玉だの、埼玉ポーズだの、くだらねえもん流行らすんじゃねーよ」と言うなら、これらを掻き消すようなおもしろいものを、てめえが作れよと思う。
…と、誰かが言ってました。僕じゃないです。はい。
2.「地域の壁」
地域の壁を壊さずして地方創生はない
これは、このサイトを作ろうと思った根本です。
地域の壁はずっと感じていました。
自分自身も、回りの人たちからも。
この地域の壁とはなにかは、ここを見て頂きたいんですが、
http://saitamapose.com/category/wall/
つまりは、こう。
地元意識が薄い若い人たち /壁/ 地元意識が高い大人たち
埼玉県を動かせる能力がある人たち /壁/ 動かせる立場にある人たち
地域を盛り上げようとする動きは、この壁によって断絶されています。
この壁を壊さずして地方創生も活性もない。
養老孟司先生のご意見を伺いたい
これはこのサイトの根幹部分でもあるので、カテゴリ「地域の壁」で連載で詳しく語っていきますが、この壁とどう向き合うかを徹底的にまとめていきたい。
書籍化する際は、壁と言えばこの御方、尊敬する養老孟司先先生のコメントをぜひ帯に入れてほしい。
そして巻末に養老先生が考える「地域の壁」に対するご意見を伺いたい。
3.「埼玉奇考論」
上の2冊を書くために40市定義を始めた
これらの本を書こうと思ったとき、自分の脳内の整理が必要だと感じました。
現在メルマガで連載中の、埼玉全40市をぶった斬る「埼玉奇考論」は、実はそのために始めたものです。
そもそも自分は全40市をどのように捉えているのか、そしてそれを見た県民(メルマガ会員)はどのように感じるのか。
上の2冊が本筋ですが、この「埼玉奇考論」も世に放つ。
「埼玉あるある」なんかない
一つ思っているのは、「埼玉あるある」って実はすごく微妙ということ。
埼玉は広く、東西問題もあってかなり文化が違う。
それを分かってる人は、東西南北に分けて捉えたりもしますが、それも全く違う。
この県は、沿線で分けて考えないとダメ。
なので埼玉奇考論を一冊の本にするなら、大目次は沿線で分けて、小目次に各市が入るイメージのほうがいいかもしれない。
すると、ニューシャトルが出てきて、市だけでなく町も入ってくる。
いよいよ大変そうだけど、あくまで構想段階なのでイメージだけはいろいろ膨らましておきましょう。
本を出版できるか
以上が、3つの本を出版したいと考えた経緯と、それぞれの出版のイメージです。
ぜひあなたの見解や意見も教えてくれたら嬉しいです。
繰り返しますが、リリースの目処はありません。
全然無理かもしれないし、出せたとしても全く売れないかもしれない。
ここであなたと一緒に、この出版に向けて会議していきたいと思っています。