
統一地方選が終わりました。
2019年4月26日メルマガBN
過去最低の投票率
全国的にも投票率は下がる一方で、過去最低記録を更新。
少子高齢化という背景と、高齢者ほど投票率が高いというこれまでのデータを考えると、そこまで下落していかないような気もするんですけどね。
高齢者の方も政治に期待してないのか、または「地方消滅(増田寛也 編著)」の通り地方の高齢者が減り、遅れるようにして都心の高齢者も減っていき始まる人口減少の顕れでしょうか。
過半数にも満たない投票率で選ばれた人たちが市町村や県を動かしていて民主主義といえるのかなんて指摘も兼ねてからされてますが、数字を額面通り受け止めるとすれば今は過去もっとも大衆と行政機関の信頼関係がない状態と言えます。
誰に投票すべきか
とはいえ有権者にも言い分はあって、自分の住んでる地域の議員らが具体的にどんな人たちでどんな活動をして今後どうしていきたいかを把握する有用な資料はありません。
もちろん、こちらからその情報を取りにいけば把握できますが、なかなかそこまでやる時間の余裕がある人はいない。
例えば平成27年4月12日の埼玉県議会議員一般選挙では、25歳~29歳より、20歳~24歳の投票率のほうが上回っています。
25歳~29歳は社会人真っ盛りですから時間をコントロールするのが難しいところ。
カマコンの取り組み
鎌倉市の地域活性化プロジェクト「カマコン」では、2013年の市議選時に候補者比較サイトを作ったり、2017年には「投票済証明書を持っていくと市内で特典が受けられる選挙割」や「投票に行くと人力車で利用できる」などの取り組みを実現させています。
私は、スマホもいいとは思いますが、市報や地域紙などで各候補者の紹介を入れたチラシを送るくらいは最低限すべきだと思いますけどね。
特別号として発行してもいい。
その地域の全世帯に配布する能力と冊子を作る能力を、ここで使わずしてなんに使うのと思う。
そこには単純なプロフィールを記載するのではもちろんなく、先述した「カマコン」がおこなったように、人柄がわかる共通の質問を載せる。
動画へのQRリンクも載せておく。
どんな質問がいいか、というところも前号くらいから募っておく。
それはスマホ受付でもいい。
これでも随分ありきたりな手法ですがそんなありきたりな手法さえ試していない地域は相当多い。
選挙割ってのはおもしろいですよね。
投票率を上げ少子化を止める策
最近の若い人たちはオンラインゲームから知り合って結婚する人が多いから、オンライン上で使えるクーポンに変えられる何かを発行してやったりすれば投票率と少子化対策にも繋がるかもしれない。
もっと言えば行政が出会い系アプリを作ってしまえばいい。
あの手のアプリは結局、機能性より信頼性に尽きるので自治体が運営する出会い系アプリに勝る出会い系サービスはない。
サクラ業者も入り込めない。
下手するとしょっぴかれそうだし。
で、選挙時に投票すると、そのアプリで使えるポイントが付与される。
中には観光大使やミスなんとかもいて、独身の公務員も当然登録してる。
市や県の職員とか、教師とか。
もちろん全てのやり取りは行政区が管理してるので下手なことするとマークされるから変なやつが入ってきにくい。
ところであなた税金収めてますか、と通知が来て、最終的には税務署職員と出会っちゃうっていう。
埼玉県の投票率を上げる方法
埼玉県議会の投票率は全国最下位だったそうで。
郷土愛ランキング最下位なんてここ埼玉県においては全くお門違いの話だというのは本にも書いた通りですが、投票率最下位というのはなかなかダサい。
Twitterで今よく 「平成の最後の日、渋谷で騒ぐやつだいたい埼玉県民説」 をよく言っているんですが、
平成最後に渋谷ではしゃいでる奴だいたい埼玉県民説、昨日雨だからどうかなと思ったけどみんな元気にはしゃいだみたいね https://t.co/FFNZwktaEN
— 埼玉ポーズ仕掛人@鷺谷政明 (@sagitani_m) 2019年5月1日
仮にこれが当たるとしますよね。
本でも「渋谷ハロウィンでコスプレしてるやつだいたい埼玉県民説」を書いてますが、
なにかある度渋谷で騒いで選挙には全国で一番行かない県民ってすげーバカっぽい。
これを突き詰めた結果が、1980年代ダサイタマと呼ばれる所以になってるわけで要は、自分の県はおざなりにしてなにかある度、都心で騒ぐバカという。
みんながいるからいる、 みんながやるからやる、 という埼玉県の県民性を逆手に取るといいですけどね。
「えっ?東京の人とか都会の人はみんな選挙行くんだよ?お前んとこ行かないの?埼玉ってやっぱ田舎だなあ」
という風潮ができたら埼玉県民はみんな行くと思う。
さて、このメルマガも今日が平成最後となりました。
来週のメルマガが届く頃には令和ですね。
このメルマガももう5年経ちました。
ご愛顧頂き本当にありがとうございます。
令和も引き続きよろしくお願い致します。
平成の最後の日はどこで過ごしますか。
私と渋谷に騒ぎにでも行きますか。